中小企業での採用時に気をつける3つのこと
本日は、社外から採用を支援する際に気をつけていることを記事にします。
現在関与している企業では、採用支援も行っています。
採用支援としては、書類選考と面接の同席を行っています。
中小企業ですので人事的な役割が存在しないので、社長の思いや社風を把握する私が人事的な役割を担うようにしています。
また、採用は多角的に人を確認した方が良いので、社長一人でするよりは、私が入り、そして時にはメンバーにも入って頂いています。
社外から採用に関与する際、注意していることを3つ程に纏めました。
1.要求するスキルの有無
中小企業ですので、中途採用が前提です。
よって、必要最低限のスキルセットが必要であり、未経験者を採用することは出来ません。
書類に記載されているスキルと、実際に業務を通じて出来る事に多少の乖離は出てくるのは仕方が無いです。
こればかりは一緒に働かないと分からない事ではあります。
従って、最低限要求するスキルがあることを確認したら、次の確認ポイントに移ります。
2.社長との相性
中小企業ですので、社長との距離は近いです。
その中で社長との相性が悪いと、どんなにスキルがあっても成果を出すことは難しくなってしまいます。
社長との相性は、書類選考時でも想像しますし、当日の面接時でも注意して確認します。
中小企業は社長の雰囲気が会社の雰囲気となっている事も多いので、社長と相性が悪い場合は、チームとの相性も悪くなるケースがあります。
社長との相性がとても良いのが理想ですが、全く合わないという訳ではないのであれば、進めて問題ないと考えています。
3.仕事に対する姿勢
スキルと社長との相性に問題がなければ、最後は仕事に対する姿勢を確認します。
仕事の進め方、他者との関わり方、働き方、成果へのこだわり等、仕事に対する姿勢を多角的に確認します。
自身のやり方を貫くことも時には大事ではありますが、周囲と合わせる事も大事です。
特に中小企業においては、周囲との調和を大事にされる会社が一定あります。
人数が多くない組織においては、一人一人の役割が大きいため、一人うまくいかないと影響が大きくなってしまいます。
従って、最後に仕事に対する姿勢の確認は必要だと考えています。
以上、スキル・社長との相性・仕事に対する姿勢を確認して、100点満点とはいえなくとも合格点を超えているのであれば、採用通知を出させて頂きました。
余談ではありますが、入社時に問題はなくとも、入社後の関わり方によっては、短期間で退職ともなりかねないので注意が必要です。
中小企業こそ、人との相性を大事にして、一人一人が活躍して頂ければと考えています。
本記事が参考になれば幸いです。