中小企業で必要なこと

本日は、私が中小企業と関与してきた中で、必要だと気づいた事を記事にしたいと思います。

当然、色々な考え方があると思いますので、私の考えが全てだとは思っていません。

その中でも、一つでも共感して頂ける事があれば幸いです。

1.経営数値を把握すること

多くの中小企業の経営者は、足元の経営数値を「見て」はいるけれども、正しく「理解していない」事があります。

当然、経営者は会社存続や成長のために時間を使っているので、経営数値の把握に時間を使う事は難しい点があります。

また、過去の数値を振り返るのもあまり好きではないといった話も聞いた事があります。

しかし、経営数値は過去のデータにはなりますが、会社の状況を映す鏡でもあります。

足元の数値を確認し、翌月以降のアクションにつなげていく事が出来ると、気づきが毎回あるので、会社として強くなっていきます。

細かい財務分析を最初からやらなくていいと思います。

最初は結果を見てどうするか会話をし始める程度でも良いと思います。なるべく早く始める事が大事だと考えています。

2.経営者と同じ目線で会話出来る人材

中小企業には管理部に人件費を割けない事も多いため、数値に強い方で経営者と同じ目線で会話出来る方がいない事があります。

営業や事業で経営者と同じ目線で会話出来たとしても、経営者の補完的役割にはならない事があります。

また、社内にいらっしゃる場合、経営者の気づきになるような意見を遠慮して言わない事もあります。

経営者が優秀であり、強い方であれば、その傾向は強くなります。

したがって、経営者と同じ目線で、専門領域が異なる人材が、経営者をサポートする体制が必要だと考えています。

3.従業員の将来を考えた行動

中小企業だから良い人材がこないし雇えない。といった意見を聞いた事があります。

そういった事実もあるのかもしれませんが、中小企業で働かれている方は、真面目な方が多く、中長期で大きな戦力になってくれる方が多いと、私は考えています。

中小企業が、大手のコンサルティング会社に依頼して、数百万円の人事制度を作成する必要性は必ずしも高く無いと思います。

以前、コンサルティング会社に依頼して作成された人事制度が全く機能せず、そのため運用も出来なかった会社がありました。

大事なことは、人を育てられる仕組みを構築してそれを運用することだと考えています。運用こそ重要視する必要があると考えています。

それは高額な人事制度を外注して作成したから成功確率が高まるといったものではないと私は考えています。

目標設定→振り返り、その方の視座を上げる仕組み(管理職会議や経営会議への参加等)を徹底することにより、従業員は成長されると私は考えています。

中小企業においては、従業員に対する思いと行動で示す事が重要だと私は考えています。

 

その他の事項としては、顧問税理士や顧問弁護士と会話が出来る人材がいると、顧問の先生方がその力を発揮出来ると考えています。

会話出来る人材が会社にいないと、顧問の先生方に適切に情報が伝わらない、何がしてほしいのか分からない、何かミスをしていても気づかないといった事が発生してしまいます。

より強い組織にするためには、外部専門家をマネジメント出来る人材も必要だと思います。

 

当然、フルタイムで採用するとコスト高になってしまいますので、社外CFOといった役割で対応していく必要があると考えています。

今回の記事が一人でも多くの方の参考になれば幸いです。